【時事解説】マイナス金利をファイナンス理論に適用すると その2 ~大阪経理記帳代行センター~

大阪の税理士事務所 福永会計事務所

介護事業に特化!法人税申告・決算をサポート!福永会計事務所

記帳代行980円から! 大阪経理・記帳代行センター

大阪介護事業サポートセンター 介護事業所の設立から介護経営サポートまで!


 

 


【時事解説】マイナス金利をファイナンス理論に適用すると その2

記事提供者:(株)日本ビジネスプラン


運用金利がプラスであれば、そこに個別リスクを乗せますから、

割引率は必ずプラスになります。

マイナス金利政策で国債金利がマイナスになるとしても、

マイナス幅には限界がありますし、

そこに個別リスクを上乗せしますから、

割引率はプラスになると考えてもいいと思います。


ただ、本稿では、やや頭の体操的にはなりますが、

仮にマイナス金利が極端に振れ、

割引率がマイナスになるとどうなるか考えてみましょう。


たとえば、割引率が-10%だったとしてみます。

現在の100円は-10%で運用すると、

1年後には90円になってしまいます。

つまり、1年後の90円が現在の100円(90÷0.9)と同等になり、

90円を超えて回収できるとすれば、

今100円投資することが合理的だという結論になってしまいます。


しかし、100円投資すれば1年後に90円回収できるから

投資するというのは明らかに不合理です。

なぜなら、そんなことなら投資せず

現金で100円持ち続けた方が有利だからです。


このように現金保有にマイナス金利を付けられないという前提では

マイナス金利に基づくファイナンス理論は崩壊してしまいます。


ここから分かることは、マイナス金利政策の最大の弱点は

現金にマイナス金利を付けられないことにあります。

これはファイナンス理論だけではなく、

マイナス金利全体に当てはまる議論です。

現金にマイナス金利を付けられない以上、

そのひずみは銀行が一身に背負わなければなりません。


そう考えると、マイナス金利は長く続けられる政策ではありません。

逆に、強力に長く続けるようであれば、

銀行は持ちこたえることはできないでしょう。(了)


(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)



大阪の税理士事務所 福永会計事務所

介護事業に特化!法人税申告・決算をサポート!福永会計事務所

記帳代行980円から! 大阪経理・記帳代行センター

大阪介護事業サポートセンター 介護事業所の設立から介護経営サポートまで!

補助金・融資にも完全対応!各種許可申請対応!

提携:福永会計事務所

会社設立専門チーム・会社設立の手数料1,000円のみ! 顧問契約は不要!

運営:

———————

福 永 会 計 事 務 所

———————

「大阪 法人税申告」で検索!

中小企業庁認定 経営革新等支援機関

電話:06-6390-2031

 

いいね!
フォロー


このエントリーをはてなブックマークに追加


友だち追加